地域防災にFJCスキルを活かしてみる
安心・安全なまちづくりに向けて-長野県の地域防災活動の動向とFJC関与の可能性-
写真は長野県上水内郡における住宅の壁のひび割れです。中越地震・中越沖地震と身近な今、安心・安全な住まいづくりとして地震対策は必至であり、その流れとしては、家具の転倒防止→耐震対策→バリアフリー化が挙げられると思います。
日頃の動線が安全に確保されていれば、非常時も安全ではないか、と思いますが、その確認が事前に如何にできているかが鍵となりましょう。
災害時の要援護者の避難は、地域の助け合いもあってこそ、迅速・適確に行われると言われています。長野県でも多くの自治体で、災害時支え合いマップの作成が進められていますがhttp://www.pref.nagano.jp/syakai/comofuku/map/top.htm、まずその地域でどのような要援護の方が暮らしているのかを具体的に知る必要があります。
家の中に入れる人は限られている
それらを作成するための調査にしても、また家具止めにしても、一度は実際訪問し、状況を伺う必要がありますが、お年寄りの家の中に入れる他人は案外限られているのではないでしょうか? 行政の方もですが、民生委員さんやケアマネジャーさん、ヘルパーさんなどは、人間関係を育てていられるかもしれません。
加えて、福祉用具のレンタル事業者さんや福祉住環境コーディネーターなど、住環境整備のスキルと気づきの目を持っている者であれば、一度の訪問の機会を生かし、一連のチェックをさせていただけるのかもしれません。 家具の配置の確認だけでもいいのです。一度そういう話題を持ちかけておくことが、大切なのではないか、と思います。
建築関係者だけでもボランティアだけでもできないのが、安心・安全な住まいづくり・まちづくりだと思います。連携のつなぎ役として、FJCの関われる可能性があるのではないでしょうか?
参考
「北信濃防災市民プロジェクト」 http://www3.logos.co.jp/nvac/index/menu_0505_saigai/2007nagano_jishin/simin_bousai_p.pdf
防災家具止めボランティア講習の様子が信濃毎日新聞に掲載されました。
3/9 長野県社会福祉協議会・北信濃防災市民プロジェクト主催 防災家具止め指導者講習
日本福祉のまちづくり学会
長野県社会部



